カンジダ膣炎について説明する男性医師

生理中はカンジダの治療はできない

生理中の女性カンジダ症は体の中にもともと存在しているカビ菌の一種が原因で引き起こされます。
この菌が繁殖することで症状が引き起こされ、様々な症状を引き起こしていくことになります。
カンジダ症の症状としてはかゆみやおりものの変化が挙げられますが、こうした症状は治療によってすぐに改善していくことが出来ます。

カンジダ症の治療は通常、一週間程度で済ませることができます。
治療には膣内に直接薬を入れ込んでいく必要があるわけですが、直接的に菌の繁殖を防ぐことができるため効果があらわれるまでにさほど時間はかかりません。

ただ、女性の場合にはここで注意が必要な点があります。
それが生理中のカンジダ症治療についてです。
カンジダ症の治療は先にも挙げたように膣内にその薬を用いていく必要があります。
それが生理中だと、経血によって流されてしまいます。
成分が十分に体内に吸収される前に経血によって流されてしまう、そうなればいくら治療に積極的に取り組んだとしても意味が在りません。

そもそも、生理中は経血によって体内の雑菌も排出されていくことになるため、カンジダ症の症状があらわれにくくなります。
もちろん、人によって多少の差はあるものの、生理中に治療を一時中止しても何ら問題はありません。
生理が終わってから治療を再開することで十分に対処は可能です。

カンジダ症は症状が気になった時点で早め早めに対処していくことが大切です。
これはカンジダ症に限ったことではありませんが、対処が早ければ早いほど症状の悪化を防ぐことができますし、治療をより短期間で終わらせることができます。

ただ、生理中に関しては治療を続けてもあまり意味をなしません。
寧ろ、生理中で膣内が敏感になっている状態で治療を行えば膣内を傷つけてしまったり、排出されかけていた雑菌を再び体内に押し込んでしまう可能性があります。
治療は生理中にはできない、この点だけは知識としてしっかり身に着けていくといいでしょう。

経血と一緒にカンジダ菌が体の外に排出される

生理中は経血と一緒にカンジダ菌が体の外に排出されていきます。
先にも挙げたように、こうした理由で一時的ではありますがカンジダ症の症状は緩和されていく傾向にあります。
とはいえ、この生理中だからこそ注意しなければいけない点もあります。

生理中はナプキンを装着するため、その影響で蒸れが生じやすくなります。
つまり、患部はカンジダ菌が繁殖しやすい状態になるということです。
先にも挙げたように経血によって雑菌は排出されやすくなりますが、それはあくまで患部が清潔な状態に保たれている場合に限ります。
蒸れがひどくなり、患部に雑菌が繁殖していけばせっかく収まっていたカンジダ症の症状もぶり返してしまいます。

カンジダ症の治療の最中に生理が始まってしまった場合、まずは医師へ相談してから治療を中断していくことが大切です。
そして、それに次いで症状をそれ以上悪化させないために患部を清潔に保つことを徹底していきましょう。
ナプキンをこまめに変えること、適度にウォシュレットなどを使って経血を綺麗に洗い流していくことがポイントとなってきます。

そして、生理が終わった段階でできるだけ早くカンジダ症の治療を再開していきましょう。
生理中で多少症状が治まっていったとしても、それはあくまで一時的なことです。
生理が終われば再び症状は再発していきますし、時には状態が悪化してしまう恐れもでてきます。
経血による影響がなければ治療が再開できるので、生理が終わった段階で病院を受診するのがベストです。

カンジダ症に関しては時折間違った情報を鵜呑みにしている人もいますが、正しい知識を持って対処していくことが完治のための最善の道です。
まずはここで挙げた基本的な知識をしっかり押さえておきましょう。